公益財団法人JKAの補助金による「2021年度 児童、高齢者、障がいのある人等が相補的に関わることのできる地域共生型社会づくりを促進する活動、調査・研究等補助事業」が2022年3月末に完了しました。
この事業では、地域発の産業を興し、流通を確立することで、地域活性化を図り、社会福祉の増進に寄与することを目的として、狩留家特産「狩留家なす」出荷作業の機械化と6次産業化を推進する取り組みを行いました。
昨年は、高齢者9名が就労し、障がい者3名が就労準備作業に従事しました。
機械化では、野菜包装機を導入し高齢者や障がいのある人も就労できる環境ができました。さらに、冷凍庫と真空包装機の導入により、6次産業化のための加工品の試作づくりが進みました。
加工品の試作は、広島市内の大学生をはじめ、16名の参加者による新商品提案会を2022年1月に計画していましたが、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置により本企画を中止し、新商品の決定にまでには至りませんでした。
本補助事業による取り組みは、地域広報誌(2021.8.18 社協だより第131号、2021.12.21 社協だより第135号)とポスターで地域内に周知しました。